公立高校生の新たな挑戦

どん底からビッグな男へ

【高校の先輩から学ぶ】私が海外大学に進学した理由 | 世界最高峰UBCへの挑戦

今回のテーマは、僕が通っている高校のK先輩から学んだ「私が海外大学に進学した理由 | 世界最高峰UBCへの挑戦」です。

 

テーマにもあるように、2020年現在、K先輩はカナダにあるUBCという東大より世界大学ランキングの高い大学に通っています!僕の5つ上の女性の先輩で、色んな繋がりで今回お話を聞くことができました!

 

許可を頂いたので、そのまま会話の形でブログにさせていただきます。

 

 

 

 

 

【海外大学進学を決めた私のモットー】

 

「私はいつも人生を一つのキャンバスみたいに考えてて。次に何を描き足すのかは自分次第な訳だけど、手元に5色しかないのと30色あるのじゃ選択肢の幅は一目瞭然で。カナダは多文化主義な事もあって、同じ学校に150ヶ国からの生徒達がいるのね。周りの15人を足して均等に割ったのが自分になるって考えたとき、そこで触れられる価値観、感性、知識はどんなに有名な大学で習う事よりも豊富だと思ってる。

たった一度きりの人生を自分がどんな姿勢で生きるのか、何を大切に進んで行くのかって考えた時に、 "行く大学=ステータス"、 "選ぶ学部=ブランド”の方程式は私にはあまり魅力的じゃなかったかな。地球儀の中でみたら日本ってとっても小さい島国で。"Go out of the box"って英語では良く言うんだけど、『もっと広い世界に飛び込みたい』っていう好奇心とか、海外で何十ヶ国もの人と高め合う自分を想像したときの心の躍動感とか、そういうモノに価値観を置いて留学を選んだかな。

学術的な面で言うと、高校卒業までにやりたい事が見つけられなかった私にはカナダの教育システムはすごく合ってたと思う。カナダ/アメリカでは何度でも学部を変えられるし、自分の興味分野が定まるまでは専門を選ばないで色んな教科のクラスをいっペんに取る事もできるの。ある大学に行きたかったけど1年目に入れなかったから2年目から編入する、とかもすごく恒例かな。受験戦争が激しくて、サークルとかバイトも盛んな日本の大学とは少し違って、北米の大学では勉強はもちろん、スキル実践のために実際に仕事場ボランティアに送りこまれたり、講義中に教授との議論は当たり前だったり..一か八かの受験が存在しない分、毎日の成果が一つ一つ評価されて、卒業まで辿り着いたらやっとDegree(資格)が貰える仕組みになってるかな。

私の行ってるUBCは世界ランキングでは東大よりも上だってこともあって、高校の同級生や先生と会うと「世界的に名門の大学に行っててスゴイ」としか言われないのは少し寂しいかも。どんな環境でどんな人たちと、何よりも自分がどう成長し何を学んでるのか、が大学に行く事の1番の理由だと思ってる。すごく小さい大学でも、もしくは大学自体行かなくても、それが達成できるなら意味ある時間を過ごしてるんじゃないかな。

まとめると、一人の個性あるヒトとして殻を破って考えてみるといいかも。他の誰かに認められるためじゃなく、自分が100歳になったときに誇れる選択をすること、それが私のモットーになってるかな。」

 

 

 

 次は、海外留学(今回はカナダ)のメリットとデメリットです。

 

【カナダ留学のメリットとデメリット】

 

メリット

「留学してから私の価値観は信じられないほど広がったし、今の日本に足りない事がすごく見えてきたと思う。例えば男性が育休を取れない現状とか、性別が真ん中の人(笑)のためのトイレが学校にないこと。とか、両親が学費を払うこととか..日本では当たり前の事って、海外では結構特殊なんだよね。日本は平和な国って思いがちだかど、海外では日本での美意識とか人種差別の認識が遅れてることで話題になってたりとか。そういう事ってやっぱり一度外に出てみないと見えてこないと思う。あとは海外旅行しなくても150ヶ国の人と話せるのはやっぱりワクワフクするし、それだけの文化を学べるのはとっても魅力的かな。」

 

デメリット

「学費が高いこと。もちろん少なく抑える方法は沢山あるんだけど、学費だけでも最低1000万はかかるかな。」

 

 

 

【番外編】カナダ留学について

  カナダ留学を考えてる人は必見です!

 

 

「カナダにも2年制の単位(certificate/deploma)と、4年制の単位(bachelor's degree)があって、2年制のプログラムが大体100~120万/年なのに対して、4年制のは300~550万/年なのね。だから1年か2年College行ってから4年制のUniversityに3年生から編入する人が9割ぐらいかな。それで学費は800万ぐらい節約できるし!

あとは、2年制のDeplomaを貰うと就労権がもらえて結構いい所で働けるから、1•2年働いて永住権を取って、3年生から編入する人もいる。カナダ国籍or永住権保持者は学費がUniversityだと50万程度で安いから!2年間働いた分も学費に回せるし、永住者だったらカナダでのその後の生活にも便利だし一石二鳥、って感じかな!

私は2年間のプログラムをCamosun Collegeっていうカレッジでやってから4年制のUBCに3年生から編入したのと、大体の人が取るESLプログラム(英語学習だけの語学研修みたいなやつ)を取らなかったことで1000万近く節約したかな! IELTSが6.0か6.5(学校による)あるとESLはスキップできるよ!TOEFLとかも基準があるからそれでもいいけど、私はIELTS 9.0で基準超えて通ったかな。

日本ではカレッジから編入ってほぼ聞かないと思うし気こえがあまり良くない?って思う人もいるかもしれないけど、カレッジの方が教えるのに特化してる教授が多くてクラスのサイズが小さい分、カレッジから始めた生徒達の方が伸びが大きかったりする事もあるんだ。Univの教授たちは基本研究第一で教える方は本意じゃないことも多いからね.. どちらも優秀なのは間違いないけど!

あとは編入しようがしなかろうが同じ資格/卒業証明書が貰えるし、就職に関係も全くないよ! もし1年次からUnivに入りたかったら高校の成績で決まってすごく競争率が高いのに対して、編入だとカレッジでの成績で決まるからGPA(成績値)が上げやすいし、入りやすかったりもする!」

 

 以上になります。個人的に、IELTS9.0というのは驚きですね。😅

 

 

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 とても参考になる、刺激的な記事だったのではないでしょうか?

 

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