【Turning Point】どん底からビッグな男になるため…
2020年4月某日。
僕は高校生活最大の「どん底」を味わった。
英国留学「断念」
昨年11月。とある財団に応募することを決意した。その財団は英国留学を全面支援してくれる、なかなかない財団だ。
それから僕は死ぬ気で勉強した。特に英語。元々、英語が苦手だったので半端なく勉強した。ケンブリッジ大学に行きたかった。世界最高峰に挑戦したかった。最終選考まで残り、IELTS受験を経て、最終面接に臨んだ。言いたいことは言い切った。
しかし、不合格だった。
めちゃくちゃ悔しかった。死にたいとも思った。今まで努力してきた自分に申し訳なかった。
では、なぜ僕が財団の専攻に落ちたから、英国留学を断念したのか?
ファンデーションコースに通えば、まだケンブリッジ大学に行ける可能性がある。だが、現時点でイギリスに行きたいという気持ちは一切ない。この結果は、イギリスでなくて正解だったと私に教えてくれたからだ。選考委員長に言われた。「イギリスではなく、アメリカの方が成功するのではないか。」と。僕は元々、アメリカ志望だった。財団に応募したのは、ダメでも確実に英語力はつくと思ったからだ。経験は無駄にならない。今はアメリカの大学進学に向かって、気持ちを切り替えようとしている所である。
しかし、これが高校生活最大の挫折に変わりなかった。
家庭では、コロナの影響で出張した父は不在で、パートの仕事を持つ母と一人っ子の僕で二人暮らしだった。
僕は少し期待していた。両親の励ましの言葉に。中学受験に失敗した時は、本当に励ましてくれたし、前を向けなかった僕にたくさんのアドバイスをしてくれた。
しかし今回は励ましもアドバイスも全くなかった。
「次に向けて頑張れよ。」
の一言すらなかった。落ちたこと以上に頑張った自分を両親が認めてくれなかったことが1番悔しかった。本当に見返したい。
それだけでなかった。
酒に酔った母が、
「だからあいつはビッグマウスなんですよ〜」
と言いながら、嘲笑って親戚や知り合いに電話しているところを実際に見てしまった。
その時は本当にキレた。
「俺の気持ちひとつも考えてねえじゃねえか」
僕は両親を見返したくて仕方なかった。高校の先生に、友達に、知り合いに…誰にも褒められても喜ばない。ただ、両親だけには、少なくとも両親には、自分がちゃんと結果を残して、その頑張りを認めて、褒めて欲しかった。
ここで、大きな挫折に潰されて夢を諦めるわけにはいかない。このまま死んだら後悔しか残らない。
「なりたい自分になる」
一生しかないんだから、決してこの悔しさを忘れることなく、もう一度自分と戦うことにチャレンジしたい。
新たな挑戦。
やるなら自分にとって大きな挑戦になって最高に燃える大学。
世界中から優秀な人たちが集まるのは刺激になる大学。
レベルの高い大学の方が柳井正財団といった奨学金も充実している。
今起業を視野に団体を作ってビジネスの方でも活動しているのでシリコンバレー発祥の地にも行きたい。
自分がパッションを持ち続けるためにも最高の大学…
「スタンフォード大学に絶対進学します。そして、日本にも世界にも貢献できるビッグな男になります。」
- My Challenge For Stanford University -